2016-09-12

短評集

【短評】黄金比を熱心に説明しているようだけど、肝心の数式が間違っているよ。ちゃんと訂正しておいてね:川崎和男『造形言語と形態言語を裏付ける黄金比』 

【短評】ひも理論(string theory)とロープの間に何か関係があるとでも?このような論理の著しい飛躍こそ論理的思考能力の欠如を物語るよ:川崎和男『「ひも理論」はデザインで語れるが、その前に!』

【短評】PPTユーザが「前頭葉無し人間」でKeynoteユーザがそうでないと主張するのは自由だけどその根拠が「確実な経験が私にはあります」だけというのは前頭葉の活動停止だよ:川崎和男『スマートな人とスタピッドな(前頭葉不能な)人々』 

【短評】地図の右横にRatineて書いてあるの本当はLatinまたはLatiumて書きたかったんだろうね。ちなみにエトルリアで生まれたのはエトルリア語だよ:川崎和男『エトルリアという国家で生まれた言語=ラテン語』

【短評】ビットコインに関する不勉強を自ら晒す例。ブロックチェーンに触れていないのは言葉すら知らないんだよね:川崎和男『仮想通貨の完璧な大失態は金銭欲のなれの果てです』 

【短評】KK「電磁力は、経済と文化と歴史がフレミング的な影響力を与えると思います」→人間に磁場をかけておいて直交する方向に電流を流すと経済と文化と歴史が変わるの?詳しく説明してね:川崎和男『ベクトル論理では「何がデザインか」となる』  (誤字修正済み)

【短評】まさかとは思うけれどディープラーニングとプレイバックシステムを混同してる?会話に入りたいのなら古い知識だけじゃなくて新しい知識も身につけてね、大阪大学教授なんだからさ:川崎和男『人工知能には「ち」の思潮が欠落している』 

【短評】訳すとどちらも同じチョッカンだからってIntuitionとInspirationを意図的に混ぜてるんだとしたら悪質な議論だよ。それとも知らずにやっちゃったの?:川崎和男『サイエンスの限界にある美学性をさらに造語化』

【短評】KK「中性子衝突を使用済み核燃料でそのデザイン化です」→使用済み核燃料中の238Uに中性子を衝突させても239Puを発生させない方法をデザインしたの?ちゃんと科学的に書いてね:川崎和男『脱原発などありえない、範原発への期待』 

【短評】早く語り切ってね:川崎和男『芸術で学術は語り切ることができる』 

2016-09-05

【訂正】川崎和男『電磁波革命と遺伝子革命が近接場で始まってきた』 (2016-08-03)

本ブログの記事「川崎和男『電磁波革命と遺伝子革命が近接場で始まってきた』 (2016-08-03)」において川崎和男ブログ『電磁波革命と遺伝子革命が近接場で始まってきた』からの引用文
川崎和男:光と電磁波は相互に電磁波と遺伝子も同次元で科学的な検証とエビデンスがコンピュータというツールによって明確な方向を見いだしています。
を本ブログ投稿者が
光と電磁波はお互い同一だと最近知りましたが、それはさておき電磁波と遺伝子も研究の上では同様に、仮説の科学的な検証とエビデンスを求めるためにはコンピュータというツールの補助が不可欠であることを今頃私は明確に見出しています。
と訳したが、本ブログ読者から誤訳の指摘があった。そこで本ブログ編集者が、投稿者の許可を得て、より正確と思われる訳をその訳し方とともに紹介する。

著者(川崎和男)の文章をまず文節に区切るところから始める。
光と / 電磁波は / 相互に / 電磁波と / 遺伝子も / 同次元で / 科学的な / 検証と / エビデンスが / コンピュータという / ツールによって / 明確な / 方向を / 見いだしています。
次に述語を見つける。
見いだしています。
これに主語を補完する。
私は見いだしています。
続けて目的語を探す。文法的には「方向を」が目的語になりそうだが、文脈を考慮してその前の「科学的な / 検証と / エビデンスが」に注目し、科学知識による補完と助詞の補正(「が」→「を」)を行って目的語にする。
私は科学的な検証方法とエビデンスを見出しています。
何の科学的検証方法とエビデンスかというと「相互に / 電磁波と / 遺伝子も」とあるのがヒントになる。著者の脳内では電磁波と遺伝子(DNAの誤りであろう)が相互作用することになっていると仮定すると次のように読める。
私は電磁波と遺伝子が相互作用するという仮説の科学的な検証方法とエビデンスを見出しています。
「同次元で」は「一様に」の川崎和男風の言い回しである。
私は電磁波と遺伝子が一様に相互作用するという仮説の科学的な検証方法とエビデンスを見出しています。
次に「コンピュータというツールによって」をだいたいそのままはめ込む。
私は電磁波と遺伝子が一様に相互作用するという仮説の科学的な検証方法とエビデンスをコンピュータというツールの補助によって見出しています。
「光と / 電磁波は」であるが、これは「光である電磁波」と書くべきところ、そう書ききる自信が持てなかったのであろう。そこで「光である電磁波」に戻すと訳文は最終的に
私は光である電磁波と遺伝子が一様に相互作用するという仮説の科学的な検証方法とエビデンスをコンピュータというツールの補助によって見出しています。
となる。

著者はおそらく遺伝子とDNA(デオキシリボ核酸)の区別がついていないのであろう。相互作用をDNAによる電磁波の吸収とそれによるDNAの破壊と無理やり読めば、意味が通らなくはない。訳文を修正すると次のようになる。
私は光である電磁波がDNAに吸収され、それにともなってDNAが破壊されることがあるという仮説の科学的な検証方法とエビデンスをコンピュータというツールの補助によって見出しています。
最後に訳文から落とした「方向を」を戻しておこう。ここでも助詞の補正(「を」→「に」)を行う。
私は光である電磁波がDNAに吸収され、それにともなってDNAが破壊されることがあるという仮説の科学的な検証方法とエビデンスをコンピュータというツールの補助によって明後日の方向に見出しています。
これが正しいと思われる訳文である。

2016-08-29

川崎和男『動物実験の詳細:深紫外線の消毒機器デザインで』 (2016-08-06)

本連載はこれまで川崎和男ブログの引用・補足(日本語訳)を試みてきており、川崎和男ブログ『電磁波革命と遺伝子革命が近接場で始まってきた』引用・補足記事)の続編と見られる川崎和男ブログ『動物実験の詳細:深紫外線の消毒機器デザインで』についても引用・補足(日本語訳)を行うところであったが、日本語の破綻度合いがいつにもまして高く、困難なので残念ながら諦めることにした。しかし、原文の末尾に論文投稿を目指すとあるので、その心意気に応じて、当記事は原文の主張点を可能な限り推測し、論文投稿へのアドバイスを試みることにする。
川崎和男大腸菌は基本的には無害ですが、雑菌(こういう名前はありえない)です。しかし、最近はO157などは大変な病原菌になっています。大腸菌が河川や海などの環境汚染の指標菌になっていることからも検査の指標菌であり、一般的にはこの菌への影響力は基本的な菌存在の有無です。
大腸菌、病原菌、環境汚染という単語から、タイトルにある「深紫外線の消毒機器」が大腸菌の殺菌を目指していることが読み取れる。論文投稿を目指すのであれば、原稿の可読性に最優先で取り組まねばならない。著者(川崎和男)に日本語執筆能力が無いことは著者本人によるブログから明白なので、日本語で書くにしろ英訳をプロに依頼するにせよ、日本語原稿に関してプロのエディタを雇うことを提案する。
川崎和男まず、深紫外線での菌繁殖性を完全に食い止めることを指標にしました。
タイトルにもある「動物実験」の目的が書かれているようで、実のところ何を目的とした実験なのか全く書かれていない。この文を好意的に解釈して、この実験が深紫外線(文脈から読み取ると波長256[nm]のUVCのこと)によって大腸菌が殺菌されるか否かを検証するためだとすると、川崎和男ブログ『電磁波革命と遺伝子革命が近接場で始まってきた』引用・補足記事)に書かれていた皮膚に対して非侵襲であるか否かの検証はこの実験では行わなかったということになる。またUVCによって大腸菌が殺菌されることは既知の現象であり、実験することは大切ではあるが論文発表に値する新規性は期待できない。そもそも研究テーマが整理されていないので、大学で正規の教育を受け、研究計画の立て方を学ぶことを提案する。
川崎和男それから創傷直径8mmφをラット36匹を4つのグループに分けて、
 ● 創傷のまま:コントロール
 ● 検査用消毒薬を塗布
 ● 深紫外線 UVC256nm
 ● 深紫外線と消毒薬を同時塗布
これは動物実験の阪大専門の検査機関によるものを学び指導を受けました。
大腸菌に関する記述が無い。検査用消毒薬の成分も分量も書かれておらず、紫外線の出力、照射範囲、照射時間も書かれていない。これでは実験の再現性が全く担保されず、論文にならない。先行する研究論文を読んで理解し、論文の作法を身につけるべきである。
川崎和男実に心配だったことは、毎日朝夕に結果を知らせてもらう2週間でした。
(読んでいるこちらが心配になる。)
川崎和男いきなり、4日目には深紫外線がすでに治癒が始まったとの知らせでした。研究室では大きな期待が膨らみました。
(これは高度なギャグであろうか。)
川崎和男フォトニクスセンターの回答は「えっ、デザイナーが」でした。デザインはとても軽く見なされていると自分には怒りがありました。デザインの実務は問題解決であり、阪大には腸チフスを発見した先人、福井県同郷の学者・藤野恒三郎氏がいました。彼は阪大の微生物研究所初代所長であり適塾での使用品コレクターでした。彼は橋本左内を受け継いだ阪大の名誉教授でした。ふるさと福井にも知られていませんが彼の著作は近代外科史の代表作です。自分はデザイナーながら、この動物実験結果で、深紫外線の表面だけの殺菌効果の推移を見詰め直していました。
研究報告としてはどうでもよい内容だが、ブログなので特に責められるべき内容ではない。ノイズでしかないので論文には書かないように。
川崎和男結果、2週間後に全てのラット、その創傷は完全治癒しました。しかし、具体的には、深紫外線と消毒薬の同時塗布、ほどんど同様な治癒が深紫外線でした。消毒薬とスタンダードである自然放置が明らかになりました。
残念ながら意味がわからない。「何もしない」→完治、「消毒薬塗布」→完治、「UVC照射」→完治、「消毒薬塗布及びUVC照射」→完治ということだろうか。研究の有効性を自ら主張しないのは、研究が無価値であることを主張することと同義であり、当然論文としての価値もなくなる。そもそも著者はプロダクトデザイナーではなかったか。プロダクトデザイナーの立場に立ち返って、自身のプロダクトすなわち研究成果の有効性を主張すれば良いのだが、それさえできないということは、著者自身が研究内容を把握していないことが強く示唆される。共同研究者と深い議論をしたうえで、研究テーマを再確認することを提案する。
川崎和男ただし、これは表面とその表皮の顕微鏡写真で明白になり、デザインからの論文は提出学会選びになっています。
顕微鏡写真で何が明白になったのかが示されていない。まさか結果が「完治しました」だけということは無いと信じたい。

以下に論文執筆のためのアドバイスをまとめる。(これが高度な論文執筆指導を期待される大阪大学教授へのアドバイスかと思うと情けなくなるが、それはひとまず置いておく。)
  • 可読性:著者(川崎和男)の従来のブログ記事を読む限り著者本人に日本語執筆能力が無いことは明らかであるため、プロのエディタを雇うなどして可読な論文を執筆すべきである。これはプロに英訳を依頼する場合も同じである。
  • 新規性川崎和男ブログ『動物実験の詳細:深紫外線の消毒機器デザインで』からは研究の新規性が全く読み取れない。川崎和男ブログ『電磁波革命と遺伝子革命が近接場で始まってきた』引用・補足記事)で人体への非侵襲性を匂わせているため、もし人体への非侵襲性をもって新規性を訴えるのであれば、そのように明示すべきである。
  • 再現性:ブログだから省略したのかもしれないが、実験を再現するために十分な情報が示されていない。実験結果も数値で示すべきである。著者は論文執筆の教科書や先行する論文を読んで作法を理解するべきである。学部生に混じって講義を受けるのも良いかもしれない。
  • 有効性川崎和男ブログ『動物実験の詳細:深紫外線の消毒機器デザインで』からは、ブログでこそ真っ先に訴えるべき研究の有効性が何一つ示されていない。これは著者自身が研究テーマを理解していない可能性を強く示唆する。共同研究者と表面的ではない議論を行い、研究テーマを再確認することを勧める。
  • 真正性:当然のことではあるが論文に不正(捏造、改竄、盗用)があってはならない。そもそも可読性が絶無なので盗用は考えられないが、著者のブログを読む限り自分の理解していない用語をあえて使う、論理の飛躍を行う、論点のすり替えを行うなど不誠実な態度が散見されるため、念のため項目として追加した。
以下は蛇足。
川崎和男同様にデザインは日本デザイン保護協会届けによって、知財権:工業意匠権を確保したのです。
(それはよかった。)

2016-08-22

川崎和男『3次元上の「力」:相互作用・重力的・電磁力的』 (2015-12-08)

川崎和男ブログ『3次元上の「力」:相互作用・重力的・電磁力的』より引用・補足(日本語訳)する。
川崎和男2次元上での「力」=ベクトルを考えると、それはベクトルの「力」=作用点・大きさ・方向にて、その理解度は、ある意味では簡単に求めることができます。
〈2次元空間での「力」ベクトルの幾何学的側面として考えると、それはベクトルの大きさと方向がそれぞれ「力」作用点・大きさ・方向にて、対応します。そのことに関する私の理解度は、ある意味では本ブログの読者ならば簡単に求める推測することができます。〉
川崎和男しかし、私はこの2次元上での「力」を量子力学的な「力」でさらに詳細に見直していくことを提案すべきだと考えてきました。強い相互作用・弱い相互作用・重力・電磁力という4つの作用力で再考すべきだと主張することにしています。
〈しかし、私はこの2次元空間での「力」を2次元空間とは全く無関係ながら量子力学的な「力」の観点からさらに詳細に見直していくことを提案すべきだと考えて妄想してきました。強い相互作用・弱い相互作用・未だ量子力学には統合されていないが取り敢えず名前を知っているので書いてみる重力・電磁力という4つの作用の意味を本議論とは無関係ながら再考すべきだと私は私に主張することにしています。〉
川崎和男簡単に2次元では、正面で直交する二つの力も、斜視して見れば、直交し合うことはあり得ず、その間に、一つの空間があることが明白になります。私はこの空間を仮に、円球=Sphereがあるとします。
簡単に2次元空間への射影では、正面で直交交差する3次元空間の二つの直線も、斜視して見れば一般には直交交差合うことはあり得ずておらず、その直線同士の間に、一つの空間隙間があることが私でさえ時間をかけて考えれば明白に理解できるようになります。私はこの空間を隙間に仮に、または英語で言えばSphereがあるとしを置いてみます。〉
川崎和男私が2次元的な直交的な判断や評価では、「力」としての思考力はきわめて幼稚だと思ってきたことです。
例えて言うなら私が2次元的な空間への射影のみによって直交的な3次元空間でねじれの関係にある直線の見かけの交差しか見ないような判断や評価をすることは、「力」としての思考力きわめて幼稚だと思ってきたこと理由です。〉
川崎和男んー!・・・難しい・・・って?当然です。このSphereを配置して、重力・電磁力、そして強い・弱い、こうした相互作用のアナロジーこそ、私は次世代デザイン空間と呼んでいるからです。
〈んー!・・・難しい・・・って?当然です。このSphere配置してを通して白状した、私が中学校レベルの幾何学さえ理解していないことを、重力・電磁力、そして強い・弱い、こうした相互作用の物理学の用語を用いたアナロジー妄言で煙に巻くことこそ、私次世代デザイン現実歪曲空間と呼んでいる私の作戦ですから読者が理解できないのは当然です。〉

原文が日本語として破綻しているため、主張点を汲み取ることは極めて困難である。非常に好意的に解釈するならば「デザイナであり大阪大学教授である著者(川崎和男)は量子力学の用語を用いてデザインの解説が出来るほど賢い(ことを伝えたかった)」と読み取ることが出来なくはない。しかし現実には原文は著者の言語能力、論理構成能力、自然科学に対する理解力、数学に関する理解力の全てに対して疑問を呼び起こす文章であり、それを自ら公開する度胸のみが評価されるべき性質のものである。

2016-08-15

川崎和男『電磁波革命と遺伝子革命が近接場で始まってきた』 (2016-08-03)

川崎和男ブログ『電磁波革命と遺伝子革命が近接場で始まってきた』より引用・補足(日本語訳)する。
川崎和男光と電磁波は相互に電磁波と遺伝子も同次元で科学的な検証とエビデンスがコンピュータというツールによって明確な方向を見いだしています。
〈光と電磁波は相互にお互い同一だと最近知りましたが、それはさておき電磁波と遺伝子も同次元で研究の上では同様に、仮説の科学的な検証とエビデンスを求めるためには コンピュータというツールの補助によってが不可欠であることを今頃私は明確な方向見出しています。〉
川崎和男一方では、紫外線のさらに深紫外線の殺菌・滅菌・消毒、その可能性は、新しい電子顕微鏡での遺伝子と深紫外線関係は近接場=エバネッセントで、細胞破壊はしないが、消毒・滅菌効果ありと言うことが明白になりました。
〈一方では、紫外線のさらに一部である深紫外線による皮膚表面の殺菌・滅菌・消毒、その可能性については、私の耳には新しい電子走査型近接場光顕微鏡でのによる遺伝子とデオキシリボ核酸を観察する手法として考えられるかもしれない深紫外線関係はが作る近接場またの名をエバネッセントをどうにかして用いれば皮膚の細胞破壊はしないが、皮膚表面の消毒さらには滅菌効果ありそうだ言うことが妄想したため、私の脳内で明白になりました。〉
川崎和男早速、光量子・電磁波・遺伝子の関係は消毒性と滅菌性が明白になりました。
ブログを書いているうちに早速、光量子と同じものであるという噂の電磁波の一種である深紫外線によって人間とは違う遺伝子を持った細菌が滅菌され結果として消毒されるという関係は消毒性と滅菌性私の中で明白な妄想になりました。〉
川崎和男自分の提唱した「コンシリエンスデザイン」と「看医工学」に、深紫外線で、まず、「触って、握って」手・掌の消毒可能な製品開発に着手しました。
〈自分の提唱した「コンシリエンスデザイン」と「看医工学」という学問分野の確立のために、深紫外線による滅菌を提案することにし、まず、「触って、握って」手・掌消毒可能にする製品開発モックアップづくりに着手しました。 〉
川崎和男エバネッセント光のグリップ製品デザインを発表するに至りました。 
私はエバネッセント光を応用した手掌の消毒のためのグリップ形状を持った製品デザインを発表するに至りましたしました。 〉

原文は日本語の体をなしていないが、著者(川崎和男)が理解していないであろう科学知識で文意を補完しつつ要約すると「深紫外帯域のエバネッセント光を皮膚との接触面に放出することによる非侵襲な体表面滅菌装置」の外見をデザインした、という意味らしい。著者の所属する大阪大学には多額の公的資金が投入されているため、大学における研究活動をブログで国民に報告しようとする著者の努力は積極的に評価されるべきである。ブログの意味が読み取れさえすれば。

2016-08-08

川崎和男『論理性と感性の対称性の破れ=パリティ崩壊』 (2015-12-10)

川崎和男ブログ『論理性と感性の対称性の破れ=パリティ崩壊』より引用・補足(日本語訳)する。
川崎和男:一般的には、「論理性」と「感性」の対比あるいは対称性が、 人間の能力を分化していると考えられています。 
〈一般的には、「理性」と「感性」の対比区別あるいはそれらの個人の中での非対称性によって、 人間の能力を分化している機能ごとに分別して解釈することが出来る私の中では考えられています。 〉
川崎和男つまり、論理性がある人間能力と、感性能力のある人間を対称的にとらえることは長い間、 対称性よりも対照的に議論と考察されてきました。
〈つまり、理性があるという人間個人の能力と、感性という同じ個人の別の能力のある人間を対称的にとらえることはを、それが計測可能だとして比較した場合の結果は長い間、 対称性比例の関係にあるよりも対照的に反比例の関係にあるという議論と考察らしきものが私の中でされてきました。〉
川崎和男もっと簡単に言うと、論理性があればあるほど、感性力の低下が起こります。これは同様に感性があればあるほど論理性が欠如することも同次元です。 
〈もっと簡単に言うと、理性すなわち論理構成力があればあるほど、感性の豊かさの低下が起こりまするような気がします。これは同様に私のように感性があればあるほど議論の論理性が欠如すること同次元同じです。 〉
川崎和男もっと難しい表現をすると「パリティ崩壊」を起こさせる感性軸と論理性軸が向かい合っているからこそ、 感性を論理性との対称軸に、論理性を感性の対称軸に置くことで、 感性が磨かれれば、磨かれるほど、論理性を失わせないこと。 論理性があればあるほど、感性を失わせないこと。この両面、この対称性に決して「破れ」や「崩壊」を起こさせない、この両対称性の軸からのパリティ性をより高度にしていくことが大事というこの教育こそ創造性での論理性と感性をより高度にしていく、すなわち「コンシリエンス」な統合性の問題としてきました。 
私にとってもっと難しい表現をすると「パリティ崩壊対称性の破れという私が最近知った言葉思い起こさせるこの感性理性軸が向かい合っているの向かい合いからこそ想像を巡らせるてみると、 感性理性との間に対称軸というものが万が一あるならばこの理性感性の鏡面対称軸に視点を置くことで、(1) 感性が磨かれれば磨かれるほどそれに反して、論理性失わせない失われないこと、(2)理性があればあるほどそれに相応しい感性を失わせないことをも持っていること、(3)この対称軸の側に目を配り、この対称性決して「破れ」や「崩壊」を起こさせない非対称にしないこと(4) この鏡面対称性の対称からのに視点を置くことで理性と感性のパリティ性均衡保ちつつより高度にしていくことの4点、教育においては大事という私は思います。この理性と感性をあたかも鏡面対称のように捉え両者を同等に育む教育こそ創造性での論理性と感性をより高度にしていく教育であり現代の教育においては、上述の教育方針すなわち私の提唱する「コンシリエンス」な統合性の教育方針が欠如しており、これが現代の大学教育における問題としてであると私は主張し続けてきました。 〉

原文は一見日本語に見えるが日本語の文法に従っておらず、その解釈は非常に困難である。またタイトルにも現れる「パリティ」は物理学におけるパリティ保存則や数学におけるパリティとは関係のないことが明白であり、なぜ著者(川崎和男)がパリティという用語を用いたのかは不明である。内容は好意的に解釈すれば「理性も感性も磨け」ということのようであり、目新しさは無いものの主張点としてはおかしくない。

2016-08-01

川崎和男(大阪大学教授)の提唱する「トポロジー空間論」に関する本人の説明

2015年12月27日から2016年1月4日にかけてのTwitter上でのやり取りから抜粋。強調は引用者による。

伊藤健一 (@itokeniti): 17年間の工学部教授生活で査読付き国際誌0件業績無しの川崎先生、空間反転対称性の破れと工業デザインに何の関係があるのですか?物理用語の濫用は物理の専門家への侮辱なので辞めて頂きたい。 (2015-12-27)
川崎和男  (@drkazuo): 「KK塾」で会ってみたい人たちだ。正当な質問ができるのだろうか? (2015-12-29) [本人によりTwitterから削除 (2016-01-03)]
伊藤健一 (@itokeniti): ...会う時間があるなら、トポロジー空間論で数学の査読付き国際誌に論文発表なさるべきでしょう。本当にトポロジー空間論なるものが実際の数学の一分野としてあるなら、ね。  (2016-01-03)
川崎和男 (@drkazuo): ...会えば話せます。 (2016-01-03) [本人によりTwitterから削除 (2016-01-03)]
川崎和男 (@drkazuo): 数学の分野はあなたが知っている以上に大きく新たな語彙術語を求めていますよ。貴方が決して読めない公約論文界がありますから。 (2016-01-03) [本人によりTwitterから削除 (2016-01-03)]
伊藤健一 (@itokeniti): 貴方が決して読めない公約論文界とは具体的にどんなJournalですか? (2016-01-03)
川崎和男 (@drkazuo): 出せませんが、ある条件が無ければ読むことも出来ません。例えば、国籍ではいれなくなった論文界、ウェブも現実にあります。  (2016-01-03) [本人によりTwitterから削除 (2016-01-03)] 
川崎和男 (@drkazuo): 日仏公約とか、米日公約あります...。 (2016-01-03) [本人によりTwitterから削除 (2016-01-03)]
伊藤健一 (@itokeniti): 何故Journal名を出せないのです?ある条件とは何でしょうか?日仏公約とか、米日公約は自然科学系の論文には関係ないですよ。 (2016-01-03)
川崎和男 (@drkazuo): 阪大退官したら出せるか、出せないかもしれません。 (2016-01-03)  [本人によりTwitterから削除 (2016-01-03)]
川崎和男 (@drkazuo): [過去のツイートを削除 (2016-01-03)]
伊藤健一 (@itokeniti): もう阪大工学部は退官したのでしょう?なぜ論文発表できないのでしょう??それから、何故ツイートを消すのですか?これまで散々『正眼の構え』だの『侍の約束』だの公言してきたじゃないですか。 (2016-01-03)

Keiji Matsumoto (@gejikeiji): それで、具体的にどのように新たな語彙術語が必要とされているのでしょう。幸い、私は微分幾何学や位相幾何学はある程度学んでおり、研究でも使いますし専門の方々との交流もありますので遠慮なく先端の用語を使っていただいて結構です。 (2016-01-04)

(応答なし)


補足1. 川崎和男の主張する「公約論文界」について

2016年6月18日から2016年7月26日にかけてのFacebook上でのやり取りから抜粋。強調は引用者による。

伊藤健一 (@itokeniti): 公約論文界て何ですか? (2016-06-18)
川崎和男 (@drkazuo): 公約論文界?どこにありましたか? (2016-07-26)
伊藤健一 (@itokeniti): 公約論文界はあなたがツイッターで述べた言葉です。削除したのでお忘れですか? (2016-07-26)
川崎和男 (@drkazuo): 公約論文界は記憶がありません。 (2016-07-26)
伊藤健一 (@itokeniti): じゃあ覚えてすらいないデタラメ用語だったのですね。 (2016-07-26)

(直接の回答無し)


補足2. 川崎和男の主張する「トポロジー空間論」について(続)

2016年6月18日から2016年7月26日にかけてのFacebook上でのやり取りから抜粋。強調は引用者による。

伊藤健一 (@itokeniti): トポロジー空間論て何ですか? (2016-06-18)
川崎和男 (@drkazuo): トポロジー空間論は、形態、空間、へのデザイン論として、心臓形態をとらえ直す光造形でのモックアップ造形で主査との間で「提案用語」としていた造形言語です。 (2016-07-26)
伊藤健一 (@itokeniti): トポロジー空間論を数学の言葉で説明して下さい。 (2016-07-26)

(略)

伊藤健一 (@itokeniti): トポロジー空間論について数学的に説明して下さい。 (2016-07-27)
川崎和男 (@drkazuo): 会って話ます。 (2016-07-27)
伊藤健一 (@itokeniti): これだけやり取りしても、あなたは一切「トポロジー空間論」について数学的な説明をしていませんね。出来ないならできない、でまかせのはったりだと言えばいいだけのことです。 (2016-07-27)
川崎和男 (@drkazuo): 科研費決定のもっと上部にいますから。もう仕方ありませんね。 (2016-07-27)
伊藤健一 (@itokeniti): そんなことは聞いていません...もう一度聞きますが、「トポロジー空間論」について数学的な解釈を示して下さい。 (2016-07-27)

(応答なし)


補足3. Twitter上でのその他のコメント

トポロジー空間論(笑) (@topologyspace): 人工心臓とクラインの壷だのダンスハットだのの共通点を位相幾何学(トポロジー空間理論ではない)の言葉で説明してもらいたいね。オイラー数とかベッチ数とかみたいな言葉で。数学の言葉で説明できないなら、数学を使う意味がない。数学を騙っているにすぎない。 (2016-01-03)

トポロジー空間論(笑) (@topologyspace): 批判されたこと自体についてああだこうだと言う、そして批判そのものについては、なにも正面切って答えず、ひたすら「わかってない」をくり返す―ぼくはそのこと自体が、実は何か別のことを物語っているんだと解釈します。 (2016-01-03)

川崎和男 (@drkazuo): ハラスメント投稿者のフォロアー達を見て、呆れた。彼らを必ず制裁する。能無しだと自白しているのだ。 (2016-08-11)
川崎和男 (@drkazuo): @topologyspace @itokeniti 訴訟準備をしています。他の人へも明らかにハラスメント投稿攻撃者だということでした。 (2016-08-27)
川崎和男 (@drkazuo): @topologyspace @itokeniti 無知なことでのハラスメント攻撃も完全な資料投稿でした。  (2016-08-27)
川崎和男 (@drkazuo): @riversidewind 訴訟対象者が明白になりました。 @topologyspace @itokeniti @poohtaro_hima @shirowannwann @hikaru3pitch3 (2016-08-27)
川崎和男 (@drkazuo): @topologyspace @itokeniti 会えるチャンスはづくりましたが、「拒否」されました。確実な資料です。  (2016-08-27)
ねこらうす (@necolaus): 「本名を出せ」や「会って話そう」などの類は「この場では私に勝ち目がありませんので、私に有利な場で戦いましょう」という愚か者の本音を押し隠した事実上の敗北宣言なので、一切相手にする必要はないです。言われた人はその時点で圧勝している状態なのでわざわざ負ける要素を作ることはないのです。  (2017-01-24)
川崎和男 (@drkazuo): こんな「拡声器」で叫んでる奴等に、何が出来るんだ!5648を準備するつちりだが、今は「沈黙」だ。 (2017-02-11)


参考資料

  1. 川崎和男ブログ
  2. 『論理性と感性の対称性の破れ=パリティ崩壊』(Togetterまとめ)
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  10. 【数学用語濫用】川崎和男「博士」3【知の欺瞞】
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